帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹とは、身体の左右どちらか一方に、 赤い斑点と小さな発疹(水ぶくれ)が、まとまって帯状に現れる病気です。
水ぼうそう(水痘)の原因でもある水痘・帯状疱疹ウイルスが原因です。
水ぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
加齢やストレス、過労などが引き金となってウイルスに対する免疫力が低下すると、 潜んでいたウイルスが再び活動をはじめ、神経を伝わって皮膚に到達し、皮膚症状を呈します。
帯状疱疹は皮膚症状だけでなく、神経痛のようなピリピリした痛みを伴うのが特徴です。
当院では、高齢者の帯状疱疹発症、および帯状疱疹重症化予防のため、予防接種を行っております。
50歳以上の方が接種対象です。
生ワクチン(1回接種) | 8,000円/回(保険外診療・税込) |
不活化ワクチン(2回接種) | 21,000円/回(保険外診療・税込) |
帯状疱疹ワクチンの特徴
種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
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製品名 | 乾燥弱毒生 水痘ワクチン「ビケン®」 |
帯状疱疹ワクチン 「シングリックス®」筋注用 |
接種可能年齢 | 50歳以上 | 50歳以上 |
接種回数 | 1回 | 2回 (1回目の接種から2か月〜6か月後に 2回目を接種) |
有効性 | 約50〜60% | 約95% |
効果持続期間 | 約7年 | 約9年 |
副反応 | 注射部位の発赤、腫れ、痛み、発疹など | 注射部位の発赤、腫れ、痛み、発疹など 生ワクチンと比較して発生頻度が高い |
接種不適当者 |
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練馬区の帯状疱疹ワクチン助成制度
練馬区民の方で50歳以上の方は帯状疱疹ワクチン予防接種時に助成を受けることができます。
助成を受けられる方は、必ず指定の問診票をご持参ください。
対象者
任意接種は練馬区のみ、定期接種は練馬区以外でも23区内であれば当院で接種可能です。
A. 任意接種の対象者(令和7年度) |
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※ 令和7年度に65歳になる方は定期接種対象となるため、任意助成の対象外です。 ※ 50~64歳で任意助成対象に含まれる方に限り、自治体から予診票が発送されます。 |
B. 定期接種の対象者(公費助成) |
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※ 接種の際は、各自治体より送付される「帯状疱疹ワクチン問診票(定期接種用)」をご持参ください。 |
詳しくは練馬区のホームページをご覧ください。