アレルギー検査
アレルギーとは、特定の物質に対して体が過剰に反応し、くしゃみ・鼻水・湿疹・かぶれなどの症状が出てしまう病気です。
アレルギーを起こす原因物質を「アレルゲン」と言います。アレルギーの原因は身近なところにあります。
原因は一つとは限りません。要因を知ること、それがアレルギー治療の第一歩です。
血液検査
花粉症などのアレルギー症状のある方、食物アレルギー症状のある方に血液検査でアレルギーの原因を調べる検査です。
※ 小さなお子様でも検査可能ですが、採血時に安静が保てないお子様は安全のため検査できない場合があります。
パッチテスト
皮膚炎の原因として皮膚に接触する薬品や金属が関係していないかどうか調べる検査です。診察後に、検査の注意事項説明と検査日の予約を行います。
① パッチテスト(セット) |
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日本人で陽性率が高い原因物質「ジャパニーズスタンダードアレルゲン」のうち22種類について一度に調べることが出来る検査です。 検査項目として、金属アレルギーとして多いニッケルやクロム、金、コバルト、毛染めの成分(パラフェニレンジアミン)、衣類・衣料仕上げ剤等の成分(ホルムアルデヒド)、ゴム製品の成分(メルカプトベンゾチアゾール)、ソフトコンタクトレンズの洗浄剤の成分(チメロサール)などが含まれています。 |
② パッチテスト(金属のみ) | |
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アルミニウム、コバルト、スズ、鉄、白金、パラジウム、マンガン、インジウム、イリジウム、銀、クロム、ニッケル、亜鉛、金、銅を検査することが出来ます。 |
パッチテスト 検査の流れ
検査の料金について
診察にてアレルギーの疑いがある場合、健康保険が適応されます。
血液検査は3割負担の場合、検査料の目安は5,000円です。
診察料は別途かかります。
その他の検査につきましては、検査項目により異なるため、診察後にご確認ください。
※ご注意
プリックテスト、経口負荷試験については当院では行っておりません。